格安SIMはスマホ利用代金を安く抑えるために注目されています。格安SIMフリーは近年、急激に普及されています。格安SIMにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
格安SIMにすることで、毎月のスマートフォン料金を安くすることが可能になります。メリットやデメリットを、よく考慮することが、乗り換え後に後悔しないことになります。
格安SIMフリー
スマートフォンなどに利用されている小型のICカードをSIMカードといいます。SIMカードがなければ通信ができません。SIMカードには、個別のIDなどが記録されています。
SIMカードには数種類があり、利用する端末によりSIMカードに違いがあります。SIMカードには、SIMにロックが掛かっているものとSIMフリーがあります。
SIMロックと呼ばれるものには、大手携帯電話会社などがロックをかけているため、他社のスマートフォン端末などでは利用することができません。SIMのロック解除は携帯電話会社で対応してもらいます。
SIMロック解除が義務化されて以降、格安のSIM業者(MVNO)に乗り換えすることが可能になりました。
そのため、大手よりも低料金でSIMフリー端末を利用することができます。
docomo(ドコモ)、au、SoftBankなどで契約した携帯電話やスマートフォンには、SIMロックがされている状態です。ロックを解除してもらうことで、SIMフリーの端末になります。
また、大手キャリアと同系統のMVNOを利用すれば、SIMロックを解除しなくても利用できます。
簡単に言えば、docomoで契約したスマホをdocomo系のMVNOで利用することができますが、au系MVNOではSIMをフリーにすることが必要になります。
格安SIMフリーのメリットやポイント
月額料金を安くすることができるのが、一番のメリットになります。
ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアより、格安料金でスマートフォンが利用できることで注目されています。格安SIM(MVNO)とも自由に契約ができます。
ご自分に適した料金プランやデータ通信量で契約することで、通信料金は大手キャリアよりも大幅に節約することが可能です。キャンペーンなどもあり、特典も受けられることがあります。
やはり、
楽天モバイル
の料金プランには、どの携帯電話会社もかないません。
端末とセットで購入することで、割引なども受けられることもありオトクになります。MVNOは数十社以上あり、料金プランを比較して検討することができます。
ご自分のニーズに合わせた、料金プランを選択することができます。
格安SIMも解約金や縛りがなくなる
2019年10月1日以降に利用開始日を迎えたお客様は、解約手数料が1,000円に制限されることになりました。大手MVNOをはじめ、3大キャリアと同じ規制になりました。
音声通話付きの契約などの違約金も、撤廃しているMVNOもあります。新規や乗り換えもしやすくなり、利用者が増えることが期待されています。契約期間の縛りなし・解除料なしで更にオトクです。
格安SIMフリーのデメリットや注意点
格安SIMを利用するにあたり、事前に注意点やデメリットも考えておくことが必要です。
携帯電話やスマートフォンなどで利用していた、大手キャリアのメールアドレスが利用できなくなります。ただし、Y!mobileやUQモバイルなどは、大手キャリアに近い独自のメールアドレスを利用ができます。
ショップや店舗が少なくLINEでID検索ができないなどがあります。
また、大手携帯電話会社の回線をりようしているため、時間帯により通信速度が遅くなることや、通信制限が大手よりも厳しくなることがあります。
ただし、環境により変化するので全てが同じではありません。
デメリットもありますが、格安SIM(MVNO)業者も工夫しており少しづつ改善されているところもあります。使い方次第で格安SIMを利用することで、毎月数千円以上が安くなります。
利用されるMVNOによっては、スマホ代金が毎月2,000円台に抑えることも可能です。